コンクリート型枠設置時に本体型枠に開けた窓の外側にボス型枠を取り付けて打設コンクリートと同じ品質の直方体のコンクリート供試体作成して一軸圧縮試験を実施するという方法です。
ボス供試体は、構造体コンクリート強度を直接検査することができる手法で、コンクリート構造物の内部を損傷させることなく容易に供試体の採取ができ、供試体採取後の補修などの問題を解消することができます。
さらに、採取後のボス供試体は、成形を必要としないため、手間をかけることなくコンクリート構造物の圧縮強度試験・耐久性試験を実施することができます。
●構造体コンクリートの要求性能の確認を容易に行うことができる。
●構造体に与える損傷が非常に小さく、採取後の補修をほとんど必要としない。
●構造物コンクリートとほぼ同様な環境・施工条件で作製するため、
コア供試体と同様な強度試験結果が得られる。
●特殊な技術を必要とせず、取扱いが容易で汎用性に優れている。
圧縮試験状況 |