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外壁劣化診断の必要性

建築基準法の改正により、特殊建築物定期調査の定期報告にて外壁全面診断が必要となりました。

建築基準法第12条

赤外線カメラを用いた外壁診断方法は、国土交通省の診断指針に「赤外線法」として認められています。

 

赤外線外壁劣化診断とは

赤外線サーモグラフィカメラ使用して、タイル等の剥離部と健全部の熱伝導率による温度差を計測、外壁面から放射される赤外線画像(熱画像)と可視画像から劣化状況を診断します。
他の診断法と比較して、信頼性が高くコストが低い点が特徴で、現在最も注目されている診断方法のひとつです。

赤外線外壁劣化診断

赤外線外壁劣化診断は、全面打診等に比べて安全性・作業性・経済性に優れた診断方法です。

多くの調査を診断できます。 診断項目

主な使用用途

赤外線は、絶対零度(約-273℃)以下の全ての物質から放射されている目に見えない光です。
放射エネルギーは、温度に比例して大きくなります。

ALC板外装の表層劣化・漏水現象
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可視画像   赤外画像・解析後
黒色←印の示す位置において、外装材の継ぎ目から入った降雨による、漏水現象。黒色枠で示す部分においては、サッシたて枠、手すり取り付け部分から浸水したと思われる漏水現象が認められます。
 
外壁剥離・亀裂現象
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可視画像   赤外画像・解析後
高温部(○で囲った箇所)に外壁(タイル)の剥離現象が発生しております。
また、外壁材の亀裂現象も認められます。



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